チェコ旅行(カルロヴィ・ヴァリ編)
今回はヨーロッパの温泉地で有名なチェコにあるカルロヴィ・ヴァリへ行きました。
カルロヴィ・ヴァリはこんなところにある有名な温泉地です。
訪れた日の前、チェコ人の友人が " カルロヴィ・ヴァリ " で映画祭があるよと言っていたので。
え!そうなの?と聞き返すと、プラハのトラム乗り場にあったポスターを指さしてくれました。下の画像は現地で撮ったものですが、プラハでもたくさん見かけました。
さて、当日プラハ本駅からカルロヴィ・ヴァリ行きの電車に乗りさあ行くぞーなりましたが。
電車に乗ってから数時間、途中のオストロフという駅へ近づいたころから社内の皆さんが駅を降りる準備をし始めました。そして、隣に座っていたチェコ人の人が ” カルロヴィ・ヴァリへいくならここで降りなよ " と私に言ってたのです。
(゚∇゚ ;)エッ!?・・・
カルロヴィ・ヴァリへは電車で行けないの?Webで予約したEチケットには
Praha h.n - Karlovy Varyって書いてるじゃん!
恐る恐る駅に降りて駅員のおばさんに聞いてみると、オストロフからカルロヴィ・ヴァリへバスが走っていて、Eチケットがあるならそれで乗れるよと言ってくれたので
ここは流れに任せて乗ってみました。
( ̄Д ̄;;マジでつくのか・・・・
これはイベントの関係でこうなっているのでしょうか?詳しいことがわかる人は教えてください。
乗ること30分ほど・・・
14時過ぎごろに到着!ありがとう、オストロフの駅のおばちゃん!ドライバーさん!
訪れたら、びっくり!たくさんの人たちで賑わっており驚きました。
街の真ん中に幾つか大きなホールがあり、今回のイベントの為に使用されているようです。
映画のポスターも所狭しと貼られています。
さて、カルロヴィ・ヴァリはもともとヨーロッパ中にその名を知られている温泉保養地で、現在も国内外から治療、療養目的で多くの人たちが訪れる場所です。温泉は多くの成分を含み15の源泉からなっています。この地が温泉の町として発展していったのは、14世紀、神聖ローマ皇帝カレル4世が、鹿狩りの際に山の中で偶然温泉を発見し、1358年彼はハンティング用の別荘を建て、自らの名前をつけたことがこの地の名前の由来と言われています。
・コロナーダってなんだろーな?
街の各所に温泉の湧く蛇口があり、ここで温泉水を飲むことができます。このような湯治客が源泉を汲んだり温泉水を飲みながら散策できるようにと作られた施設をコロナーダと呼びます。
ちかくのおみやげ屋さんにはこのよな様々な小さなコップが売っていますので、
これに温泉水を汲んで飲んでみましょう。
さて、味はというと、、ややほのかに酸味がかかった鉄臭いお湯といった感じでしょうか、正直に言うとあんまり美味しい水ではないです。
そんなコロナーダの中でもとても見事なものを幾つか紹介します。
ムスリンスカー・コロナーダ[チェコ:Mlýnská kolonáda 英: Mill Colonnade]
このコロナーダはこんなところにあります。
最も美しいと言われているコロナーダですが、この日はここを使ってイベントスペースを確保していたため、全体像を写せず残念。映画「ザ・グレイテスト・ショーマン」の音楽に合わせてオペラを歌ったり、ダンスショーが行われたり凄かったです。
蛇口はこんな感じ。
サドヴァー・コロナーダ[チェコ: Sadová Kolonáda 英: Park Colonnade]
このコロナーダはこんなところにあります。
庭園(ドヴォジャーク公園)に面したコロナーダでウィーンの建築家によって建てられました。ここの蛇の蛇口から出る温泉水は、ほかのよりミネラルが少なく二酸化炭素を多く含んでいるといわれていますが、個人的にはあまり違いを感じられませんでした!
トルジニー・コロナーダ[チェコ: Tržni Kolonáda 英:Market Colonnade]
白い優雅な梁が特徴的なコロナーダで、言い伝えによると、カレル4世もこの温泉で痛む足の治療をしたといわれています。
・スパワッフル
さて、カルロヴィ・ヴァリには有名な名物お菓子があって、スパワッフルと呼ばれる
丸くて薄いウェハースにクリームをサンドしたものが街のお土産店で多く売られています。なかでも右のコロナーダはチェコを代表するお菓子のブランドの一つで、カルロヴィ・ヴァリ以外のチェコのいたるところのお店で買うことができます。チェコのお土産にはちょうど良いので皆さんも訪れた際にはどうぞ試してください!
聖マグダラのマリア教会[チェコ:Kostel sv Máří Magdalény]
バロック様式の教会で、左右の塔にそれぞれ時計があり、内部には2体のゴシック様式のマリア像や、バロック様式で装飾された祭壇などがあります。
さて、今回のカルロヴィ・ヴァリの紹介はこんなところです。次の日はチェコのヘプへ行っています。